だから駆け出しWebデザイナーの彼女は会社を辞めた

Webデザイナー日記
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弊社の女性WebデザイナーSさんが突然の退職

在職期間は約半年。

Sさん(仮名)は業界未経験で入社した、いわゆる「駆け出しWebデザイナー」でした。

Sさんがなぜ退職したのか私には知らされませんでしたが、Sさんの立場になって考えられる理由を推察してみました。

同時に、先に会社にいる人間(先輩・上司)は、新人や駆け出しWebデザイナー、駆け出しエンジニアなどに対して、どのような接し方や教育をするのがベターなのか考えてみました。

人が会社を辞めるネガティブな理由

Sさんだけでなく、世界中の各所で人は会社を辞めています。

ただその辞める理由は、ポジティブな理由とネガティブな理由に分かれます。

今回のSさんの退職は、社長やマネージャーにだけ知らされており、他の人は何も知らぬまま、ある日の朝突然知らされました。

このことから恐らく何らかのネガティブな理由で退職したものと思われます。

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Sさんの退職理由の推察

近くの席だった私なりに、考えられるネガティブな退職理由を推察しました。

推察①Sさんが望む業務内容ではなかった

推察②思ったようにスキルアップできなかった(教育制度の問題)

推察③デザイン業務に疲れてしまった

推察④会社の人間関係に耐えられなくなった

推察①Sさんが望む業務内容ではなかった

Webデザイナーと一言でいっても多種多様な業務があります。
バナーの制作、サイトのデザイン、場合によっては紙もののデザイン。

デザインのテイストも制作会社などであればクライアントによって違ってくるでしょうし、インハウスなどであれば特定のジャンルのデザインなどを任されます。

今の会社は後者なので、Sさんも特定のジャンルのデザインを任されていました。

特定のジャンルを任されるということは面接の時に話していたので、恐らく業務内容への不満はそこまで大きくなかったのかなと推察されます。
ただサイトのデザインはほとんど任されず、バナーや紙もののデザインが多かったので、もしかしたら業務内容に不満があったのかもしれません。

推察②思ったようにスキルアップができなかった(教育制度の問題)

今の会社は従業員が10人程度の小さな会社です。

正式にデザインを担当している者はSさんを含め3名。(私は入ってません^^;)

一人は、デザインのリーダーではありますが、会社のマネージャー職なので全体的な統括もしています。

もう一人はSさんとほぼ同時期に入社した男性デザイナーさん(バナーやLP中心)ですが、Sさんとはまた別の業務を任されています。

つまり教育制度という教育制度はなく、各々が業務の中でスキルアップしていかなければいけない状況でした。

時間の経過と自分の成長が比例せず、自分が嫌になったり将来を見いだせなくなったのかもしれません。
このように小さな会社などでは、”即戦力”が求められる場合が多いのではないでしょうか。
ですから転職サイトなどで実務経験を求めている会社が多いのでしょうね。

推察③フィードバックで精神をすり減らしデザインに疲れてしまった

コーディングの場合は、表示される、挙動する、など、形として一定のゴールがあります。

ただデザインって本当に難しくて、正解という正解がないと思っています。(正確には、正解が複数ある。コーディングも複数ありますが、最適解が存在する場合が多く、デザインほど正解が多くならないの意。)

私もたまにバナーや見出しなどのデザインを任されますが、提出して100%一発で通ることはなく、必ず何らかのフィードバックが与えられます。

良く言えばフィードバックの度にスキルがあがる。
悪く言えばフィードバックの度に自分が否定される。

またこのフィードバックは先輩・上司だけでなく、時にはデザインを知らないクライアントにされることもしばしばあります。

どんな仕事でも一定の期限があるので、時には”妥協”しなければいけないこともあります。

芸術肌の方の場合はこの”妥協”も、精神的な苦痛になると考えます。

これらの特徴をもつデザイン業務を通して、精神をすり減らし、デザインが嫌になって辞めてしまったのかもしれません。

推察④会社の人間関係に耐えられなくなった

信頼関係の構築

SさんやSさんと関わる社員の振る舞いを見ていた限り、この可能性は低いように思います。

持論として、会社などの組織における人間関係では「2:6:2の法則」を忘れないようにしています。

【2:6:2の法則】

10人いれば2人は好き、6人は普通、2人は苦手、になるという法則です。(法則が例外になるということも頭に入れておくことが大事だと思ってます。)

これに当てはめるとSさんにも、もしかしたら苦手な人がいた可能性もあります。

ただSさんをはじめ私もいるWebチーム内では、攻撃的な発言や振る舞いは見られなかったので、恐らく人間関係ではないと推察されます。

新人や駆け出しの方に対して会社にいる人間ができること

これに関しては、

  • 小さな会社なのか大きな会社なのか
  • 制作会社なのかインハウスなのか
  • 同じ部署にどれくらいの担当者がいるか

など、ふり幅が広すぎるので、いち個人としての考えとして述べます。

ずばり「教育制度」と「同期の存在」が大きいかなと思います。

教育制度

デザインやコーディングを教えてくれる先輩・上司がいるというのは大切なことだと思います。

先輩・上司がいるということは、技術的な面はもちろん、精神的にも安心感が違います。

実務経験枠で入社したとしたらある程度は自走でやって欲しいですが、例えば未経験入社したとしたら、会社側にもある程度教育の義務があると考えてます。

個人的に理想なのは、案件の一部を通してスキルや仕事のやり方を教えていって、
あまり忙しくない時に研修や勉強会みたいな機会があることです。小さい会社ではこれが難しいんですけどね。

同期の存在

高校生からのアルバイト時代を含め、今までいろんな仕事をやってきましたが、「同期の存在」っていうのは大きいです。

仕事でわからないことを気兼ねなく聞けたり、時には愚痴をこぼしあったり。
一人だとどうしても悩みを抱え込みがちです。

直近の経験でいうと、1年半前くらいに某派遣会社でWeb業務の研修を2週間積みましたが、
その時は同期が4人いて、休憩時間にフォトショの使い方やマークアップについての相談などをしてました。
その環境が心地よかったことは今でもハッキリ覚えています。

同期、しかもできれば同じ実力の同期がいると何かとモチベーション維持やスキルアップにつながるのかなと思います。

新人や駆け出しの方が活躍して続けられるような環境がある会社が増えていくことを願いつつ、私自身もよい先輩・上司になれるよう精進していきたいものです。

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