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A社から二度目の内定
実は6月に某会社に最終面接に行ってきて、なんと!その日のうちに内定のご連絡をいただきました。今回の記事ではこの会社をA社とします。
しかし、このA社は1次面接の時点で私の方から「なんか違うかな…」と感じていまして、正直最終面接もちょっと抜いた感じで受けていました。(すみません…)
そしたらなんと、内定。
しかし、あまりにも早すぎる内定に
「他の面接者がいなかったのでは?」
「もしかしてブラックなのでは?」
などと、面接落ちすぎていたせいで、会社不信に陥りました。
ということで正直、手放しで喜べるっていう感じではありませんでした。
B社の最終面接は好感触
一方、A社で内定をいただいたあと、別で進行していた会社(今回の記事ではB社とします)から、1次面接後に、最終面接の案内をいただきました。
そして先週、最終面接に行ってきました。
30代の若い社長さんとの1対1での面接。
初っ端、別の面接者と間違われるというアクシデントにより、私の中で評価は落ちましたが、面接自体は好感触。
「○○さん(私)で決めたいところですが、まだ面接者が残っているので…」という、
(えっ、なにその期待をもたせて告白したらフラれる女子みたいなやつ~!)発言もありながら、終えました。
この発言で私は好感触だと判断しました。(今思えばお世辞だったかもしれませんが…。)
A社とB社の比較
好感触だったB社でしたが、
実はその最終面接の週に、A社に承諾か辞退の連絡をしなければなりませんでした。
The ピンチ of ピンチ
重大な決断なので、もう少し待ってもらいたかったのですが、
私の方から既にA社に「○日まで(最終面接の週末)に返事をいたします」と伝えてしまっていたので、ここで決断しなければ!と、自分の首を締める展開となりました。
条件比較
A社とB社の勤務条件などについて、表にまとめました。
Twitterでは一度公開してご相談に乗っていただきましたが、その時よりももっと細かく項目を設けて作成しました。
A社 | B社 | |
給与 | ◎ | ○※1 |
賞与 | なし | あり |
保険 | ◎ | ◎ |
通勤 | ◎駅近 | ○ちょい歩く |
残業 | 月20h以下 | 月10~20h以下 |
従業員数 | 10人以下 | 10人以下 |
Web(制作)担当者 | 1人 | 4人 |
仕事内容 | Webデザイン・コーディング CMS・紙媒体 | Webデザイン・コーディング 紙媒体・動画編集・電話対応 |
研修体制 | おそらくOJT | 数ヶ月は提携のスクールに 通いながらOJT |
創業年数 | 1年 | 5年 |
服装・髪型 | 自由 | 自由 (だけど求人サイトの社内写真だとスーツ) |
※1
B社の給与なんですが、1次面接の時に営業の方から「未経験なので、ここから(最低額)スタートとなりますが、よろしいですか?」と聞かれました。その時はついYESと答えてしまいましたが、家に帰ってから手取り換算したら、生活できないというか娯楽は一切できないようなレベルだったので、辞退しようと思っていました。
しかし、最終面接では改めて社長から希望額を聞いていただいたので、正直に欲しい額を答えました。ただ、それが通るか分からない、という状況です。
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A社に決めた4つの理由
上記の表を見て、恐らくB社を選ぶ方がほとんどだと思いますし、TwitterのアンケートでもB社が7割くらい、いらっしゃいました。
その後、Twitterでいろんな方にアドバイスをいただき、自分の中でも慎重に考え、
A社に決めました。
以下、その主な理由です。
①前回の後悔、精神の限界、焦り
以前、Webデザイナー・コーダーで内定をいただいた時がありました。
その時は、同時進行で最終面接を控えている会社があり、そちらの会社の方が第1志望だったため、内定を辞退し、最終面接を優先しました。
しかし、第一志望の結果は不採用。転職活動の中で一番ショックな出来事でした。
そのショックを思い出し、
「もしここでA社を辞退し、B社も前回と同じ展開で不採用だったら?また転職活動…?いやいや、もう限界…」
と感じました。
また、私の場合、転職活動を始めて6ヶ月くらい経ちます。
最近面接した会社で
「転職期間が結構長いですよね…?この期間、採用はなかったんですか…?」
と少し訝しげな表情をされました。
『転職活動が長い=何かこの人に問題がある』と思われる可能性もあるんだなと、危機感を感じました。
その焦りも相まって、決断をしました。
これらのネガティブ意思が理由の一つ。
②私に足りない『実務経験』
Web業界に転職活動を始めた当初、最も大きな障害となったのが『実務経験』の無さでした。
自分の興味のある業界でWebの仕事をしようと思ったら『実務経験必須』
給与が高い会社を見たら『実務経験必須』
まさに『実務経験必須』祭!!!
ゆくゆくは自分の好きな条件で働いてスキルアップして、独立も考えていたので、
「とりあえず実務経験を積む!」という事を優先したのが理由の一つ。
③人柄
A社は、1次面接・最終面接を通して、
制作担当の方(いずれ先輩になる方)、社長、採用担当者の3人と話したのですが、
全員、人柄の良い方でした。
以前内定をいただいた会社の社長は、面接の時に一瞬「見下された」と感じました。
私は社会人になってから、
「直属の上司が全員良い人」
という自慢があるのですが、やはり人間関係って重要視すべきポイントだと感じています。
B社でも、1次面接、最終面接を通して、
採用担当(営業の方、制作代表の方)、社長の3人と話しました。
そこで最もお世話になるであろう、制作代表の方が、ちょっとぶっきら棒な感じでした…。
女性の方で、私よりも若くて、可愛気のある感じでしたが、一切笑わず、私のポートフォリオに対して質問がぶっきら棒でした。
「このポートフォリオはレスポンシブですか?」
『はい』
「そうですか…。」
みたいな。どこか「未経験?どこまでできるの?」みたいな雰囲気を感じました。
(これは私の勝手な思い込みです。また、面接というフォーマルな場では、愛想よくしないのが普通だと思いますので、制作担当者が悪いわけではございません。)
ただ、社長はデザイナー出身で、大手にも勤めていた方らしく、Web現場の大変さなどを知っていたので、残業や休日出勤はなくなるようにしたり、努力に合わせて給与をあげたりしている点は大変魅力的でした。
以上のことから、
総合的に判断した結果、人柄で選ぶならばA社かな、と思ったのが理由の一つ。
④昇進や仕事の幅が広がるチャンス
いい年こいた業界完全未経験。
デザイナーやコーダーの先輩が何人もいるWeb制作会社では人の10倍くらい努力したところで、昇進や業務の幅が広がるチャンスは少ないのでは?と考えました。
B社は全員、私よりも若いデザイナー・コーダーさんだと思いますし、業務内容も既存サイトの更新やアフターフォローがメインだと仰っていたので、昇進のチャンスは少ないと踏みました。
一方、A社まだ創業1年のおそらくベンチャー。親会社(Web関係ではない)があって、そこと提携してWebや紙媒体のデザインを手がけているそうなので、新しいことに挑戦する機会・成長できる機会は多いのではないかと考えました。
その、昇進や仕事の可能性があるということが理由の一つ。
以上の理由から、A社に決めました。
転職はゴールではなく、スタートライン
よく結婚はゴールではなくスタートだといいます。
転職も同じです。ここはスタートでしかありません。
今回のこの判断が合っていたか間違っていたかは、未来でしか知ることができません。
しかし、行動しなければ、どんどん時間は過ぎますし、実務経験を積む時間も短くなります。
まずは行動。そして行動。
考えてばかりいると日がくれちゃうよ(by 相田みつを)
今後はA社での仕事内容もブログで綴っていこうと思います。
そこで得た情報が、これから同じような境遇から転職される方にとって有益な情報となれば幸いです。
また、今後、転職活動の6ヶ月間の様子も記事にまとめようと思います。
最後に、今回の決断に当たり、Twitterで相談に乗っていただいたり、アドバイスをくれたりした方々、本当にありがとうございました。
実際に会って話せるWeb関係の知り合いが一人もいないので、本当に助かりました。
もくもく会とか、オフ会とか参加して知り合いをつくれよって話ですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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