コンタクトを買うための検診で緑内障の疑いが発覚
このご時世、スマホやパソコンを見ない日は無いのではないでしょうか?私もその1人です。
約1ヶ月前、コンタクトレンズを買うために、眼科で検診を受けてきました。
そこで、衝撃の発言を受けます。
「左目に緑内障の疑いがあります」
!?!?!?!?!?
「一体何を言っているんだ、この医者は…?」
と、漫画や映画の主人公が言いがちなベタな感想を持ちました。
その場で眼科医から、目の構造や緑内障について、分かりやすく丁寧に説明な説明を受けました。
一番ショックだったのは「早期発見できれば、進行を遅らせることができます」という発言。
そう、緑内障を「治す」ことはできないのです。
この時点では疑いだったため、「視野検査」というもので、はっきりと緑内障の診断をすることになりました。
実際にもらった紙
視野検査の結果
再び眼科を訪れ、視野検査を行ってきました。
結論からいうと、「現状は緑内障の症状はありません」との事でした。
今は薬を使う必要もないとのこと。「今は」ということなので、いずれは使うことになりそうです。
経過観察を見るため、6ヶ月後くらいにまた検診を受けてください、と言われました。
心配性発動
今回、視野検査の結果を判断したのは院長先生だったのですが、1ヶ月前にきっかけとして緑内障の疑いを見つけてくれたのは別の先生でした。
その先生はおそらく同世代くらいの感じで、とても親身になって説明してくださいました。
また、1ヶ月前に目の中の画像を急遽撮ったのですが、そのデータを提示しながらおそらく緑内障であるということを分かりやすく伝えてくれました。
院長先生を信用しないわけではありませんが、私は正直、その若い先生の診断を信じています。緑内障の進行も既に始まっていると信じ切っています。
これは私の心配性な性格が原因でもありますが…。
ということで診断結果は「まだ進行していない」でしたが、私自身は「緑内障を発症している者」として受け入れ、これから暮らしていきます。
ということでここからは、私なりに緑内障について調べてわかったことをお伝えしていきます。
緑内障について
緑内障とは
簡単にいうと、視野が狭くなる病気です。
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。治療が遅れると失明に至ることもあります。
参考文献 santen「緑内障とは」https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/glaucoma/
進行すると、上の画像のように、一部が欠けて見えなくなります。
怖いのが「自覚症状がほとんどない」ということです。
また先程述べたように、視神経は一度傷ついたら元には戻せず、進行を遅らせるしかないそうです。
緑内障の原因
昔は「眼圧が高くなること」とされていたそうですが、最近では眼圧が高くなくても緑内障になる人の割合の方が多く(正常眼圧緑内障)、緑内障の6~9割くらいを占めているそうです。
私の場合も、眼圧は正常でした。
ではその正常眼圧緑内障の原因は何なのか?と調べてみましたが、どこのサイトでもハッキリとした答えが見つかりませんでした…。
私の場合は、左目の視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)という、目でキャッチした情報や光が集まる部分が拡大していることが原因だそうです。(視神経乳頭陥凹拡大)
それが視神経を傷つけたり圧迫したりして、視野に障害が出てくるとのこと。
なぜ拡大してしまったかというと、目の構造が元々拡大しやすいそうで、先天的なものらしいです。
緑内障になりやすい人
こんな人が緑内障になりやすいそうです。
- 強度近視
- 近親者に緑内障患者がいる
- 血圧が低め
- 頭痛もち
- 冷え性
私は近視が当てはまりました。
緑内障の予防方法
先程言ったように、緑内障は遺伝的な要素があったり、加齢、近視など様々な要因が加わって起こるそうなので、コレといったものは無いそうです。
なお、以下の行動は眼圧を高めるそうです。
- 長時間うつむいたままの仕事
- ネクタイで首を強く締め続ける
- 大量のカフェインを摂取する
- 抗うつ剤の服用
眼圧が高くなると緑内障にかかりやすくなりますので、予防するならこれらの行動を控えましょう。
現代人は目の酷使が原因かもしれない
ここからは推測の話も入ります。
さまぁ~ず三村さんも緑内障の疑い
「内村さまぁ~ず」という番組で毎年人間ドッグ企画をやっているのですが、数年前の診断でさまぁ~ず三村さんも「緑内障の疑い」の診断を受けていました。
その時、美人女医の先生が、いつも家でゲームをしている三村さんに対して、
「ゲームのやりすぎはよくない」とおっしゃっていました。
その先生は眼科の専門ではないので信憑性は微妙ですが、もしかしたらゲームやパソコンなど目を酷使する行動が緑内障の原因になっているのかもしれません。スマホやパソコンのブルーライトも同様です。
コンタクトレンズは良くない
これは眼科の院長先生から言われたのですが、コンタクトレンズはどんな良いものでも角膜を傷付けるので、目には良くないとのこと。
最近は目の中にレンズを入れる眼内コンタクトレンズ挿入術(ICL)も流行っていますが、レーシック同様、まだ歴史が浅いものは怖いですよね。
私の目の酷使歴
私がこれまでの人生でどれくらい目を酷使してきたのか振り返ってみました。
ひとつの指標としてご自身と比べてみて、もしこれよりさらに目を使っている場合は検診を受けた方が良いかも知れません…。
時代 | 何でどれくらい酷使したか |
小学生 | 小1からゲームボーイ・スーファミなどをやり始める |
中学生~高校生 | 中学ではパソコン、高校では携帯電話を使い出す(コンタクト装着) |
大学生 | パソコン毎日。携帯からiPhoneへ。PS3でゲーム(コンタクト装着) |
社会人(教師) | 職場でのパソコン・スマホ時間は大幅に減る(メガネに変更)平日は1日4時間以下 |
社会人(Web)現在 | 家でパソコン・スマホ・タブレット、電車内でスマホ、職場ではずっとパソコン(コンタクト装着)平日は1日12時間以上 |
こう見ると、教師からWebの仕事に就いたことによる目の酷使が緑内障のきっかけになったのかもしれませんね…。
今回、院長先生は大丈夫とおっしゃいましたが、光を失うのはあまりにも怖すぎるので、目に良いことを習慣に取り入れ始めました。
詳しくはまた別記事で書きます。
Web業界・ゲーム業界の人は検診を
40代で5%の発症率の緑内障。
しかし私のように、それよりも若くても緑内障になる可能性は十分あります。
Web業界やゲーム業界など、仕事でパソコンやスマホを使う方は、一度眼科に行って検診をうけてみた方がいいかもしれません。
診療にかかる時間
通常の検診であれば、待ち時間を含めなければ約5分で済みます。
私のようにそこで疑いが見つかると、その後、眼圧検査などをやるので10分ほど伸びます。
今回行った「視野検査」は約20分でした。
検診の料金
通常の検診なら1000円以下で出来ると思います。
「視野検査」は3000円でした。(3割負担)
たった数十分・数千円で目を救えるのなら、検診に行った方がいいと思います…ほんとに。
目が見えなくなった世界を想像してください
こういうのって当事者にならないと事の重要さが分からないと思いますので、あえて恐怖を煽ります…。
…目が見えなくなった世界を想像してください。
- 好きな人の顔が見られない
- かわいい人やイケメンを拝めない
- 猫や犬のかわいい姿が見られない
- ゲームができない
- 本が読めない
- 映画が見られない
- Webデザイン、コーディングができない
- 料理は味しか分からない
などなど…。
自分の好きなこと・趣味は、目が見えなくても楽しめますか?
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