教師を辞めて未経験からWebデザイナー・コーダーに転職するまでのストーリー

Webデザイナー日記
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はじめに

どうも、上かるびです。

この度、教師を辞めて、Webデザイナー・コーダーへ転職しました。

結論から言うと、苦労の連続、茨の道でした。

正直、最短の道ではなかったと思いますし、失敗もたくさんありましたし、努力が圧倒的に足りなかったです。

私のように未経験からWeb業界へ転職する方に、少しでも参考になればいいなと思い、ブログの記事にしました。

 

※なお、転職しようと思ってから1年以上経ってますので、所々、記憶が曖昧な部分もございます。ご了承ください。

転職時のスペック

  • 年齢:ギリギリ20代のアラサー
  • 学歴:某国立大学 教育学部
  • 職歴:小、中学校の教師(約5年間)
  • 資格:教員免許、普通自動車免許、世界遺産検定

所謂「第二新卒」すら超えた年齢、転職するには不利と言われる年齢です。

Web系のスキルは全くありません。

大学でプログラミングの授業を取っていましたが、原理を理解する程度のもので、HTMLなどではなく『C言語』。パソコンもフロッピーディスクに保存するようなあえて古いものを使って学びました。ぶっちゃけ当時は全く関心がなかったので、プログラミングに対するイメージはあまり良くなかったです。

PhotoshopやIlustratorなども名前だけ知っている程度で、触れたことは一切ありませんでした。

転職にかかった期間

転職にかかった月日は1年と2ヶ月(14ヶ月)です。

2018年の4月に教師を辞めた時から動き出し、最終的に内定が決まったのが2019年の6月ですので、それで計算しています。

後ほど詳しくお伝えしますが、教育関係の仕事に出戻りした期間もあるので、実質10ヶ月くらいだと思います。

転職のきっかけ

教師を辞めた理由

2018年度の中学校勤務を最後に、教師を辞める決意をします。

主な理由は、

  • ブラック具合
  • 将来が不安(校長・教頭になるつもりがない、教育委員会なども魅力的ではない)
  • 中学校を経験し、楽しさより辛さが上回った

といった感じで、マイナス要素が多めでした。

もちろんですが、これらの理由は志望動機などには書いておりません。

Webデザイナーを選んだ理由

3月31日付けで退職、教師からニートになります。

その期間、教師の他にどんな仕事がしたいのか自分と向き合いました。

自己分析をしたり、幼少期や小中学校などで夢中になっていた事を振り返ったりして、

絵を描くことやモノづくりが好きだったことを思い出します。

紆余曲折を経てWebデザイナーという仕事にたどり着きます。

Webスクール『インターネット・アカデミー』

色々調べているうちに、未経験からのスタートはハードルが高いということを知り、スクールというものの存在を知ります。

 

職業訓練校についても少し調べました。ただ、職業訓練校は基本的に給料が出ません。(失業制度とかいろいろ使えばある程度もらえるみたいですが、当時はそういう手続きすらやる気力がなかったです)。

 

当時は実家にいたのですが、父親が苦手だったのと田舎特有の近所づきあいや行事などが嫌いで「一刻も早く一人暮らしがしたい」という思いから、働きながら通えない職業訓練校は、選択肢から外れます。

 

Webデザイナーを目指す方の中には独学している方が結構いらっしゃいますが、当時は、なぜか『独学』という選択肢が思い浮かばず、自然とスクールという選択肢を選びました。

様々なスクールを調べ、一番感じたのは「値段が高い」ということでした。50万以上は当たり前。(当時)

一世一代の決断なのでお金をかけるべきでしたが、「本当にそれだけの価値があるのか?」などと私は渋っていました。

『インターネット・アカデミー』を選んだ理由

結局『インターネット・アカデミー』の【Webデザイナー入門コース】を選びました。

選んだ理由は、

  1. 他のスクールに比べ安かったから
  2. 日本で唯一W3Cメンバーのスクールだったから(現在は違うかもしれません)

申し込む前には、スクール見学にも行きました。

ディレクター経験のあるハキハキした女性の巧みな話術に乗せられ、あれよあれよと契約に至ります。

※ただ今振り返ると、もっとお金を惜しまずかつネームバリューを気にせず、きちんとカリキュラムや教材について下調べをしてから選べば良かったと反省してます。
安易に安いスクール・コースを選びましたが、そのせいで遠回りをして、無駄な引っ越しや出戻りなどをして、何だかんだ結果的に他の形で50万円以上かかってしまいました。

スクール選びは慎重に行った方がいいです!

再び教育の道へ

スクールに通うことを決めたのは良いものの、東京まで通うのは物理的にも金銭的にも厳しいため、東京に引っ越して適当な会社で働きながら通おうと考えました。

当時は「スクールを卒業したら就職サポートを受けてスイスイ~と転職できるっしょ」

なんてクソほど甘ったれ小僧の考えでしたので、就業先の条件を、

  • 数ヶ月で辞められる
  • 都内の家賃でも生活していける収入が入る

という条件で絞って探してました。

しばらくはハローワークに足を運んでは都内の方での仕事を探す日々。

 

しかし教師の経験なんて一般企業では全く重宝されません。教育以外の仕事で探しますが、ほとんど条件に合うものは見つかりません。

 

仕方なくまた教育関係の仕事で探し、何校か面接に行きました。

埼玉県の某小学校で2ヶ月ほど臨時で働くことになります。

Webスクールに通い出す

埼玉県に引っ越しをして、平日は仕事をして土日はスクールに通う、という期間が2ヶ月続きました。

中学校を辞める時に「もう教師はやらない」と決心していたせいか、ものすごく精神的な負担とストレスを抱えながら仕事をしていました。

体重は5kg以上減り、頻繁にヘルペス発症。それでも何とか続け、2ヶ月の教師生活を終えます。

東京で再就職

2ヶ月の教師生活を終えたは良いものの、その後はまたニート。気になってくるのが、生活費。

一人暮らしのため貯金がガンガン減っていき、このままではマズイと思いまた仕事探しを始めます。

 

偶然見つけた東京(立川市)にある教育関係の一般企業に就職。まさかの正社員。通うには遠すぎるため、また引っ越します。

埼玉県の滞在期間、約3ヶ月。(クレヨンしんちゃんの街に住んでました)

転職活動本格スタート

Webスクール修了

働き出しますが、休日はWebスクールに通って勉強というスタイルは継続。

そして10月頃、ついにWebスクールを修了します。

就職サポートなんて無かった

入学時に、コースを修了すれば就職サポートを受けられるという話を聞いていましたが、私のコースはそこまでサポートされていないものでした。

就職サポートというのはそもそも、コースを修了して自分でウェブサイトなりポートフォリオなどを作っていることが前提でした。

 

私が受けていた『Webデザイナー入門コース』は、フォトショやイラレなどソフトの使い方やHTML、CSSの基礎を身につける程度のものでしたので、サイト制作などについては一切教わっていませんでした。もちろん、”卒業制作”みたいなものもありません。

つまりスクールを卒業したはいいものの、Webに関する知識・スキルを証明できるものは一つもない状態でした。

スクールに見切りをつけ、独学開始

ウェブサイトやポートフォリオを作るために、スクールでサイト制作の講座を追加で受けようか迷いましたが、以下の理由で辞めることにしました。

  1. スクールでの学習内容を振り返ってみた時、金額と学べた事の価値が割に合っていなかった
  2. スクールの講師が微妙(教え方がたどたどしい)・テキストの質が悪い(古い情報が多い、最新情報が学べない)
  3. お金に余裕がない

ということで、独学を開始します。

転職サイトへ登録

この頃から、いわゆる『転職サイト』に登録しまくります。

私が登録した『転職サイト』(派遣を含む)

  • マイナビ
  • リクナビ
  • アデコ
  • エン転職
  • Find Job
  • engage
  • Trico
  • careo
  • DODA
  • type IT
  • リクルート
  • WORKPORT
  • Wantedlly

いろんなサイトに登録しましたが、私の場合「Find Job」をメインで使って、書類審査をパスして面接をガンガンやって内定をいただきました。

ネコーダー
ネコーダー

Find Jobはわりと未経験の採用が多く、Webデザイナー・コーダーの求人がバランスよくあったんだよね。

書類審査で全滅!未経験の壁は高い

いろんな所で登録・応募しましたが、1社も書類審査すら通りませんでした。

 

なぜなら当時の私にはポートフォリオサイトがなく、Web知識・スキルを証明できるものは「スクール修了」の文字だけ。そんなもの何の価値にもなりません…。

転職サイトによっては登録するために会社に直接行くこともあって、web業界の話を聞いたり、面談をしたりしました。

そこで耳が腐るほど言われたセリフが、

 

「(あなたの年齢ですと)未経験からWebデザイナーになるのは実務経験がないと厳しいですね」


冗談抜きで、リアルに5回以上はこのセリフを聞きました。

Webデザイナーになるには実務経験が必要

Webデザイナーの派遣・アルバイトにも実務経験が必要

Web運用やWebアシスタントディレクターの仕事はある
「いや、それじゃWebデザイナーの実務経験にならないじゃん。どういうこと?」

と、無理ゲーなシステムに、当時の私は困惑しました…。
(ただ単にポートフォリオの重要性が分かっていませんでした。)


ある有名な転職サイトの会社で面談をした時に、「まずポートフォリオサイトを作りましょう」とアドバイスいただき、何となく書類審査が通らない理由が分かってきます。

しかし、愚かな当時の私は「いや、だからポートフォリオサイトに載せる制作物もないんだって…」と自分の努力の低さを棚にあげていました。

 

お恥ずかしい。

 

スクールやお金の無さを言い訳にしていました。もっと手を動かせ当時の私!って感じです。

闇派遣会社

そんな絶望の中でも、ひたすら仕事を探していました。

ある転職サイトで、良い案件のほとんどが、某派遣会社から出しているものだと気が付きます。

その派遣会社を調べてみると、

研修を積めば、派遣社員として、上記のような良い案件のプロジェクト先で働ける

ということが分かります。

これだ!と思い、早速応募。面接を行い、見事採用されます。

研修からの就職システム

その派遣会社のシステムは、

①2週間のWebに関する基礎研修を行う
(月~金、毎日7時間、交通費・給料は支給されない)

②2週間後、テスト・面談で適性を判断し、就業できそうな派遣先を紹介してもらう
※ここで落とされる場合もある

③紹介先の派遣先で働けるよう、1ヶ月の実務研修を行う
(月~金、毎日7時間、給料・交通費は支給される)

④紹介されたプロジェクト先で派遣社員として就職

ということが約束されたものでした。

もちろん、研修から就業まで一定期間必要なので、派遣会社側は一定期間毎に募集して、その人達がプロジェクト先に行ったら(約1ヶ月半後くらいに)また募集する、というのを繰り返しているシステムでした。

しかし、実は、面接の時の会社説明でサラッと言われた責任者の一言を聞き流したせいで、私は失望することになるのですが、この時はまだ知りません。


面接に受かり、この研修を受けることを決めた私は、東京の教育関係の一般企業の会社を3ヶ月程度で退職します。(迷惑かけてすみませんでした…。)

基礎研修スタート

研修初日。面接の説明の時に、

「毎回応募が結構あるので、面接で限られた人数(20人くらい)に絞って、授業を受けてもらいます」

と言っていたので、学校のような感じで受けるのかな?友達できるかな?と少しワクワクしていました。

 

しかし蓋を開けてみると、全員で5人。

「そんな面接厳しかったのか…!?」と思いましたが、実は違いました。

入ってから何日か後に、FTPの設定で過去の研修者リスト的なもののフォルダを見つけたので、こっそり見てみました。


すると、ほぼ毎回5~7人くらいでやっていた事が発覚します。

つまり責任者が言っていた「毎回20人前後に絞る」というのはただの煽り文句で、ウソだったことが分かります。
この瞬間、私の派遣会社の信頼度は一気に下がります。

他の研修者の年齢層は私と近しい全員20代後半。

男女比は男性3人、女性2人でした。みんな似たように未経験からの転職だったことも合って、すぐに仲良くなりました。

基礎研修内容

基礎研修でやったこと

  • HTML、CSSの基礎
  • DreamWeaverの使い方
  • Photoshopの使い方
  • バナー作り
  • デザインカンプからコーディング
  • 既存サイトの更新、修正


学習環境

  • 1人1台のデスクトップパソコン
  • 講師1人(20代・Web現場経験あり)
  • 会議室みたいな所でスクリーンに講師の画面を写しながら
  • HTML、CSSの分厚い辞典を事前に買わされる(自費)


知識・スキルが0からでも分かるような内容だったので、スクールを出ていない人には打って付けの研修だと思います。

ただ5人の中にもいましたが、完全に0からの人はHTMLやCSSを一気に詰め込むように教えられるので、難しいと嘆いたり頻繁に質問したりして、辛そうな様子でした。

講師の方が所々教えてくれる『現場ではこのようにしている』という知識やスキルは、とても勉強になり、自分のモチベーションUPにもつながりました。

テスト&面談

2週間が経ち、いよいよテスト。

具体的には、

  • 指示書通りのコーディング(簡単なページ、修正)
  • ディレクトリの筆記(相対パス、絶対パス等)

でした。

 

それが終わると、1人1人についている担当者と面接。とは言っても研修の感想などについてでした。

 

そして最終日。面接結果はメールで伝えられます。結果は『採用』。実務研修に進めることに。

 

ちなみに5人中4人が実務研修に進みました。

衝撃のプロジェクト先

担当者との面談で、具体的なプロジェクト先について伝えられます。(全員違う会社)

 

私の場合、会社名は出せませんが、めちゃくちゃ大手でした。世界レベルはGAFAですが、日本で言ったら、ほら、ショッピングサイトで有名なあそこでした。(Rで始まるあそこ!)

ネコーダー
ネコーダー

そのヒントは分かっちゃうやつ

しかし、その後、衝撃の事実を伝えられます。









役職が、まさかの『Webアシスタントディレクター』

「は?」

 

いやいやいやいや!

完全に、チョット待ってチョット待ってお兄さん状態でした(古

Webデザイナーかコーダーを想定していた私は、完全に頭が真っ白になりました。

 

困惑した私は、その場では取り敢えずオッケーを出し、帰宅。

帰り道、グルグルといろんな思考が巡ります…。

実務研修スタート!…のはずが

1ヶ月の実務研修が開始されます。

給料が発生するということもあって、レベルは一気にあがります。

最初はバナーのデザイン。条件に合わせてバナーをデザインし、上司(基礎研修の講師)の方に添削していただく、というものでした。

 

私がやりたかった研修内容のはずなのに、ずっと頭の中はモヤモヤしていました。

なぜならこの研修を終えても、待っているのは「ディレクター業務」。

 

ディレクター業務をやると分かった日、帰ってからWebディレクターについて色々調べました。

すると、次のようなネガティブなことが分かってきます。

  • そもそも私のやりたい仕事内容ではない
  • スケジュール調整とか苦手
  • 知識やスキルのない未経験の私が現場の若いデザイナーさんやコーダーさんに指図するのは無理
  • 人と人とつなぐ仕事だから気を遣いまくってストレスやばそう
  • Webデザイナー・コーダーとしての実務経験にはならない

 

必死に、ディレクターを経験するメリットも考えましたが、デメリットの方が多かったので、悩みに悩みました。


また私の場合、異業種からの大きな転職だったので、どうしても「失敗したくない」という思いが強くなり、慎重・消極的な判断しかできなかったです。


 

そして実務研修初日の帰り道。

 

担当者さんにメールで、プロジェクト先を変えられないかどうか、辞退できないかどうか、かなり遠回しの表現を使い、長文メールで尋ねました。

返信はなし。

 

翌日、出社すると、速攻で呼び出されます。

担当者さんと、その取りまとめ役的な上司の方が待ち受けていました。


改めて、私はWebデザイン・コーディングをやりたいのだと赤裸々に伝えました。

 

すると取りまとめ上司の方からキツめに

「一番最初の面接で、『Web制作に携われる仕事』をご紹介する、ということを理解・同意されましたよね?」
的なことを言われました。

 

これは完全に私の負い目でした…。

確かにそのような説明をされていたんでしょうけど、私の脳内で勝手にWeb制作に関わる仕事=Webデザイナーorコーダー、だと思い込んでいて特に引っかかることなく聞き流していたんだと思います…。

 

その後は正直何を話したのかあまり覚えていません…。

 

ただ会社側は「そのプロジェクト先しか紹介できない」「勤務先を変えるにも1年間働いてから」の一点張り。

 

最後に私の口から、

 


「辞退させてください」と伝えました。

 

 

結果、その後すぐに書類手続きを終え、お昼前にその派遣会社を去りました。

 

自力の転職活動

独学で使った教材

屈辱の経験を経て、「絶対に独学で転職してやる!派遣会社を見返してやる!」という思いが沸き立たった私は、

翌日、AmazonでWebの勉強本をポチりまくります。コチラも一覧は載せますが、あとで別記事にまとめる予定です。

同時にオンライン学習も活用し始めます。

デザイン系教材

  • デザインの基本ノート
  • デザイン入門教室
  • デザインテクニック大全
  • Webデザインの基本きちんと入門
  • Webデザインを基礎から学べる本
  • Photoshop 10年使える逆引き手帖

コーディング系教材

  • いちばんやさしい HTML5 & CSS3
  • いちばんやさしい JavaScript
  • HTML5/CSS3 モダンコーディング
  • HTML5 & CSS3 デザインきちんと入門
  • Progate(有料会員にもなりました)
  • ドットインストール
  • Udemy

初ポートフォリオサイト完成

生活の方はというと、また正社員などで働いて、すぐに辞めるという迷惑をかけたくなかったので、つなぎで、日払いも貰えるWeb更新作業のアルバイトを始めます。(コチラも後で記事にします)

そして、ついに初めてのポートフォリオサイトが完成します!

とは言っても、上記の教材の中のものを自分なりに少しアレンジしただけのものです。

書類審査通過

ポートフォリオサイトを転職サイトに載せてから応募し出すと、面白いほど書類審査が通るようになり、やっと面接に行けるようになります。

最初の頃の面接はブログに書いていませんが、一部はブログで紹介しているので、詳しく見たい方は下記リンク先でご確認ください。

Webデザイナー 面接レポート 一覧

また、募集している会社の中には、『未経験可』と書いてない会社でも、ポートフォリオさえあれば、書類審査が通って面接までいける会社もあります。

ですので、もしめちゃくちゃ行きたい会社が未経験可でなくても、ある程度条件をクリアしていれば、応募してみるのも良いと思います。

 

初めての内定

ある面接で、ついに内定をいただきます。

 

しかし、同時進行で面接を進めていた別の会社(めちゃくちゃ行きたかった所)の最終面接がまだ残っていたので、泣く泣く辞退。

結局、その最終面接は落ちてしまい、一時期、自暴自棄になります。

スキル・知識アップ

初めて内定をもらえましたが、その後は落ち続けます。

そんな中、TwitterでフォローしているWebデザイナー志望の方々が次々と内定をもらっていき、非常に焦ります。(SNS見なければいい話ですが)

2つ目のポートフォリオサイト完成

ある時、内定をもらった方がポートフォリオを公開されていたので拝見してみると…

 

圧倒的に質の高いポートフォリオサイト

 

デザイン、コーディング(動き)、実績(バナー制作、サイト制作)、すべてに置いて私のポートフォリオの比ではありませんでした。

触発され、2つ目のポートフォリオサイトを作り始めつつ、自分の作品を増やし始めます。

 

勉強方法を広げる

同時に今の勉強方法ではダメだと思い、様々な勉強方法を試し始めます。

具体的に行ったのは以下の事。

  • Daily Cocoda!
  • Adobe公式や海外サイトのイラレ・フォトショのチュートリアル
  • 30DAYSトライアル
  • こばやす企画室(オンラインコミュニティ)



個人的に一番勉強になったのは、こばやす企画室での『バナーお題』です。

 

面接で、ポートフォリオサイトのバナーについて、『このバナーのターゲットなどはどのように設定したのですか?』という質問をよくされました。

実務ではクライアントさんがあって、要望を受けてデザインするのが基本なので、その行程をやっているかいないかでは、面接でのポイントが大きく変わってくるのではないかと感じました。


一方で、Daily Cocoda!やイラレ・フォトショのスキル磨きは、面接に受かるという点では有効な勉強ではなかったと反省しています。

特に、一時期イラレを使ってキャラクターを描く練習とかしていたんですが、目的なしにただイラレのツールの使い方の上達にしかなっていなかったと思います。

せめてポートフォリオなどで使うアイコンや自分のマスコットを題材にして、練習すればよかったと反省しております。

面接ラッシュ

書類審査が次々と通るので、毎週のように面接を受けました。

もちろん、最初の頃はやりたい業種や扱っているクライアントの種類が面白そうな所に絞って応募していましたが、今の私に足りないのは実務経験。

未経験オーケーで、雇用条件がブラックそうでない会社は、漏れなく応募していました。

内定承諾

2019年6月某日。ついに内定をいただきます。

まとめ

未経験からでもWebデザイナーになれる

未経験からWeb業界への転職はハードです。

ただアラサーで未経験でも、頑張ればWebデザイナー・コーダーになることはできます。

このブログを書いている時点では、まだ内定先で就業していないので、今回の会社選択が良かったか悪かったかはまだ分かりません。

でも、とにかくWebデザイナーにはなれるのです。

Twitterなど見てると未経験から内定をもらっている方をたくさん見かけますが、それはきっと私が想像する以上の勉強・努力をされているからだと思います。

初めての転職活動の反省

今回の転職活動全般を振り返っての反省は、ずばり

知識(情報収集)と行動力が無さ過ぎた。

これにつきます。

スクール選びもそうですし、制作物作りも…。

 

あとは最新情報・トレンドを知るにはSNSが有効ですが、私のように内向的な場合、いろんな所で内定をもらえたっていう報告をみると、自信がなくなってしまうことがあるので、ほどほどにって感じです。

他の方の内定を見て、心から「すごい!おめでとう!」って思える方はガンガンSNSを活用して高めていくのがいいと思います。

 

…とはいえ、終わったことをグダグダ言っても意味がないので、この反省を次回の転職の際に生かしていきます。

もちろん、今回の転職がゴールではないので、これからさらに努力を続けて、自分の夢や理想の生活に向けて頑張っていきます。

これから未経験で転職する方へ

「やりたい事がある」

「今の仕事を辞めたい」

など、転職理由は人それぞれだと思います。

 

また、未経験の職種・業種への転職というのは、非常にハードルが高く、決断するにも勇気がいると思います。

私も教師を辞める!って決断するまで、かなり悩みに悩みました。

 


でも、結局、自分の人生です。

 

私の人生は私が決める。

あなたの人生はあなたが決める。


一度しかない人生、

やりたい事をやりましょう。

やりたくない事はやめましょう。


さぁ、勇気を出して大空に羽ばたきましょう!(誰

コメント

  1. はじめまして。
    ブログで素敵な記事を拝見させていただきました。ありがとうございます。

    一点お伺いしたいのですが、未経験で今年27歳の社会人がWEBデザイナーに転職することはどのくらい困難でしょうか。コロナ禍で、求人が少ないと耳にしますが、どれほどなのか気になります。

    1年前にデジタルハリウッドのウェブデザイナーコースを受講し、卒業制作を1つ作ったのみです。今後、ポートフォリオ用のサイトを複数作成しようと考えています。

    よろしくお願い致します。

    • コメントありがとうございます!

      私の方が現在エンジニア職についているので、最近のデザイナー事情は断言できませんが、、、
      WEBデザイナーの求人自体はコロナ禍でもあまり影響受けていないように感じます。

      インハウス、SESなど雇用形態を問わなければ、27歳でも十分転職することは可能かと思います。

      卒業制作のみだと、僕の転職のときと近い感じですね。

      個人的にはいくつもポートフォリオサイトを作るより、一つのポートフォリオサイトの質を上げて、作品数もたくさん載せるのがいいと思います!

      大変だと思いますが、応援しています。
      頑張ってください!

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