この記事を書いた時の私
- Web業界未経験で入社後、3ヶ月を過ぎたくらい。
- 制作会社ではありません。
これらを念頭においてお読みください。m(_ _)m
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欠員補充で社員募集
今回の求人募集の概要
採用は基本的に先輩(最終判断・2次面接は社長)がやっていたのですが、2人いた方が広い視野で判断できるだろうとのことで、私も採用担当に加わりました。
若い女性というだけで不利になる
「女性」で募集するにあたり、事前に社内でこんな会話がありました。

若い子だと、結婚とか出産で辞めたりする可能性があるから、出来れば30代くらいが理想だよね。

確かに、そうかもしれませんね。
私もその場では、「そうですね~」みたいな反応をしましたが、世間的にはまだ「結婚したら女性が仕事を辞める」という古い常識が残っているんだな、と感じました。
しかし正直、そういう時代ではないですよね。
どれもこれも古い考えです。
「これからは個の時代・多様化の時代だろう!?」
と、一人でモヤモヤしてました。
悲しいことですが若い女性の求職者は、
「若い女性というだけで辞めるかもしれないと疑われている場合がある」
と、いう事実があることを知っておく必要があります。(正社員だと特にこの傾向が強いかと。)
転職エージェントはボロ儲け&闇がある
転職エージェントの利用料と会社のお財布事情
求人を出す際に、転職エージェントを利用したのですが、
掲載料が高い(;´д`)
もちろん大手の企業(e●転職、マ●ナビなど)ほど高いです。
ですので大手の求人に掲載されている会社は、それなりに利益を出している可能性があるということですね。
もしそれなりの給与をもらいながら働きたい方は、大手で求人を探すとよいです。
逆にベンチャーや創業したての会社などに入りたい方は、マイナーな転職サイトや新しく出来たばかりの転職サイトで検索するとよいです。
実は私も今の会社(まだ創業1年弱)に入るのに使っていた転職サイトも、大手ではありませんでした。
転職エージェント側にサクラがいる!?
求人を出したものの、1週間くらい経って条件に見合う人が応募してこなかったので、大手サイトに求人を出すことになりました。
そこの大手は、
先輩が電話して契約すると、なんと、その数時間後に早速応募がありました!
しかも条件にピッタリあっている人ではないですか!
早速コンタクトを取ります。
…が、音沙汰なし。
結局、音信不通になりました😥
その後エージェントから電話があり、掲載を続けますか?(契約しますか?)とのこと。
社内では「サクラだったんじゃないのか?」という疑惑があがりました。
もし本当にサクラだったとしたらトンデモナイ商売ですね…。

怖い。
結局、そのエージェントとは契約せずにサヨナラしました。
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書類選考で見ていること
以下のように応募者を篩(ふる)いにかけていきました。
- 求人条件に当てはまらない人は容赦なく切る。(性別、年齢、スキルなど)
- 「Aの人が会ってみて微妙だったらBの人も見たい」みたいに保険として面接に呼ぶ場合もある。
※ここだけの話、求人には「ルックス採用枠」が存在しているとかいないとか。つまり容姿が可愛い子や美女っていうだけで受かる会社もあるそうです…。
職務経歴書はココを見てる
書類選考では、以下の点を中心に見ていました。
- 転職回数(頻繁すぎると問題があるのかもと疑われる可能性あり)
- 職務内容(どんなスキルがあるか)
- 長所、短所を書いている場合は「短所」を見がち
特に中途採用の場合は、なぜ直近の会社を辞めたのかなどの転職理由がとても気になります。しっかりと「なぜWeb業界なのか」「この会社を選んだのか」を言えるようにしておく必要があります。
採用側も質問事項を考えている
先輩が以前から採用担当だったので、既にある程度のテンプレが存在していましたが、

面接でこんな質問したらいいんじゃないかってことがありましたら教えて下さい。
と、言われ軽く打ち合わせしました。
質問には意図がある
恐れ多かったですが、面接で何十社も落ちた私なりの着眼点を伝えました。
ズバリ、「その人の本性」をいかに見極めるか。
以下の質問を追加していただきました。
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第一印象はやっぱり大事
第一印象を決める3点
社長から、

第一印象はこの3つを見れば大体、人と成りが分かる。
と言われた3点をお教えします。

3つ目は面接で見極めるのは難しくないですか!?
と質問したところ、社長は分かっちゃうそうです。年の功というやつですかね…。
オフィスに入ってから~家に帰るまでが面接
ジャニーさんは面接のときに、清掃員に変装して事前に面接者の素の様子を見る、という話を聞きました。(社長談)
流石にそこまではやりませんが、今回の面接でもお茶出しに行った社員の方が戻ってきた時に、「どんな感じの人だった!?」と、オフィスの方でひと盛り上がりしてました。
どこかの転職参考サイトでも「面接が終わって会社を出てからの様子を、窓から見ていると会社もある」と書かれてるのを見たことがあります。
会社のビルやオフィスに入ってから面接。
家に帰るまでが面接です。

遠足のやつ。
採用側も緊張している!?
採用する側として初面接だったので、結構緊張しました。
面接官も一人の人間
面接開始5分前。なんと先輩も、

いや~緊張しますね。
との言葉が。
「面接官も緊張している」。そう思えば、少しはラクな気持ちになるのではないでしょうか。
私が尊敬する松岡修造さんのカレンダーにも以下のように書かれています。(一部抜粋)
[日めくり] まいにち、修造! 心を元気にする本気の応援メッセージ
トイレに張っていて毎朝見ていますが、転職のときにも何度も励まされました。
緊張はマイナス評価にならない
面接者は私よりも年上だったのですが、とても緊張されているようでした。
その言葉通り、自己紹介で何回も噛んでいました。
しかし、個人的にはまったくマイナス評価にはなりませんでした。
緊張しすぎて全然話が進まない、なんていうのはさすがにダメだと思いますが、多少緊張していた方がいいなと感じました。
逆にスラスラ自己紹介したり、チャラチャラしたり、グイグイきたりしていたら、恐らく面接後に「ちょっと合わなそうですね…」と先輩と話していたことでしょう…。
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社内チャットワークで社長とリアルタイムで話していた!?
パソコンやiPadでの社内ツール実況
今回は「欠員補充で早めに採用したい」ということもあって、面接しながらその回答をiPadのチャットワークで、社長に逐一報告していました。
つまり、好印象だったら社長が登場、微妙だったらお帰りいただく、というシステムでした。

テッテレー!ドッキリでした!のやつ
Web業界の面接はほとんどの場合、面接者がパソコンやiPad持参だと思います。その場合はもしかしたら、社内のチャットで面接の様子を報告している可能性があります。
逆質問はされた方が好印象
面接を受ける側のときに「逆質問=意欲」の証だと思って毎回考えていましたが、採用する側としても、「何か逆に質問はありますか?」と質問した時に答えてくれるのは好印象でした。
今回の方は、少し調べないと分からないことを質問してきたので、さらに好印象でした。
まとめ
初めての面接を終えてみて分かったことは、
書類選考に通過して面接に呼ぶ時点で条件は合格している場合が多いので、(デザイナーやエンジニアなどはポートフォリオがスキルの証明)
何だかんだ最後は、
「この人と一緒に働きたいか」
これに尽きます。
面接者が実際にお世話になる人ではない場合、面接者と相性が合わなかった時点でご縁がなかったことになってしまいますが、こればかりはどうしようもありません。
そこも含めて面接なんだと思います。
私は面接で何度も悔しい思いをしたり、惨めな思いをしたり、馬鹿にされたりもしてきたので、特に未経験からの転職の方には、今回の記事を参考にして、ぜひ希望する会社に受かって欲しいです。応援しています。
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