どうも上かるびです。
アラサーで教師からWeb業界に転職し、2年目となったこの度、別の会社に転職することになりました。
肩書はマークアップエンジニア(コーダー)からフロントエンドエンジニアへ。
今回は転職に至った理由や転職活動中に気を付けたことなどをつづっていきます。
簡単な経歴紹介
[ 2018年 ]教師を辞める
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[ 2019年 ]今の会社へ入社(求人はWebデザイナー兼コーダー)。名刺を作るときに「デザイナーではないからね~」と軽く言われてショックを受け、肩書が「マークアップエンジニア」になる。
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[ 2020年 ]マークアップエンジニアとして業務するも、そもそもコーディング業務が少なく主な作業はWordPressサイトの修正や記事入れ。
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[ 2021年 ]転職
ここからは、どのような経緯で転職しようと思い行動に移したかをご紹介します。
積もっていった不安と不満
時期はハッキリ覚えていませんが、2年目に入るくらいから業務内容や働き方について、少しずつ不安と不満が積もっていきました。
将来に対する不安
初めてコーダーの後輩ができたりするものの、コーディング業務がどんどん減っていくのを感じました。
要員としては、会社としてサイト以外の動画制作や通販などの業務の割合が増えていたことだと思われます。
それによって会社の売り上げが右肩上がりになるのは良いことですが、私にとっては

このままコピペ作業を続けていたら経験年数とスキルの格差が広がって市場価値のない人間になってしまう…

私がいなくてもこの会社は成り立つのでは…

貢献しようにも努力するベクトルが見つからない…
などという状況として感じておりました。
このままここでやりがいを感じることなく、実務としてのコーディングスキルも身につけることなく過ごしていくことに焦りを感じ始めました。

人生一度きり。Time is money.
人間関係の不満
会社の規模が10名程度なので、ひとつの大きな部屋で全員が業務をこなしており、そうなると当然、他の人の会話も大抵は聞こえてきます。
とある方のネガティブ発言によって日々ストレスを感じていました。
相手は変えられないので自分が変わろう、ということで「反応しない練習」という本をkindleで購入して読みました。
この本のおかけで一時期に気持ちを持ち直しました。
…しかしそんな短期間で完全に変われるはずもなく、ネガティブ発言によって自分では気づかないレベルでチクチクと不満がたまっていたのだと思います。
転職を決めた2つのきっかけ
不安と不満を抱えながら働いていましたが、2つのきっかけによってついに私の中でセカンドインパクトが生じ、転職を決意します。
結論からいうと「オフィスの移転(通勤時間の増加)」と「人間関係」です。
引っ越したタイミングでオフィスの移転が決まる
入社して1年半以上、家から職場までドアtoドアで約1時間30分かかる生活を続けていました。
満員電車で知らない人に押されたりおっさんと密着したりしながら、毎日3時間も浪費する生活を続けた結果、「通勤」というものが本当に嫌いになっていました。
そんな中2020年12月末に猫飼育可能のマンションに引っ越し、通勤時間を30分くらいまで短縮できました。
「ようやく満員電車のストレスから少しは解放される!」そう思っていた矢先、会社のオフィスの移転が決定しました。今のところより遠くなり、通勤時間も1時間くらいかかることが判明。

引っ越した意味。
タイミングがタイミングなだけに相当なショックを受けました。
人間関係(他人は変えられない)
部署内でトラブルがあったとき、ある人がその場にいないけどトラブルの発端になった人に対して、めちゃくちゃ愚痴をこぼし始めました。
最終的には「殺」「死」などの文字が入る暴言を吐くほど。
この出来事でついに私のセカンドインパクトが発生。
週刊少年ジャンプに影響されて育ってきた私からすると、このように仲間の悪口を平気で言えちゃう人は本当に無理というか、もう金輪際、関わりたくないのです…。
冗談で言ったのかもしれませんが、冗談でもそういうことを言える人は無理なのです…。
他人は変えられませんし、上司や社長などに相談したところで変わるわけではありません。
将来的にリモートできないし、満員電車に乗ることにもなるし、これ以上ストレスを受けながら仕事をしたくない。
自分を守るためにここから離れよう(転職しよう)と決めました。
業界2年目の転職活動
今回の転職活動では、既にWeb業界を経験しているため、初めてWeb業界に入ったときの「未経験」というハードルは存在しません。
ただその反面、「この1年間でどれだけ知識やスキルを身につけたか」をいかにアピールできるかが重要だと考えてました。
準備したポートフォリオサイト

2020年にも「いつか転職するかも…」ということで、少しずつ新しいポートフォリオサイトを制作していました。
ただCSS設計やwebpackなど色々取り入れようとして時間をかけてしまっていたため、間に合いませんでした。反省。

理想はブログ型のポートフォリオサイトなのかもしれない。コーダーであればGitHub公開できるといいかも。
転職活動に使ったエージェント
基本的には以下の転職エージェントサイトを使って会社を探しました。
エージェントによって求人が探しにくいところもありますが、全体的に見るようにしていました。
Green→エンジニア向けの求人多いが必須スキル高め
求人検索:「Webコーダー・HTMLコーダー」で一括り。「フロントエンドエンジニア」のカテゴリーはなく、システム開発エンジニアとして扱われている。
FIND JOB→「デザイナー兼コーダー」から「フロントエンドエンジニア」まで幅広い求人がある。
求人検索:「フロントエンドエンジニア」と「HTMLコーダー」を分けて検索できる。
type→エンジニア求人が多いがSES?や一般職もあるので探しにくい。AIが面倒見てくれる。
求人検索:「Webデザイナー・コーダー」で一括り。「マークアップ・フロントエンドエンジニア」で一括り。
DODA→流行りなエージェントなだけあって有名企業も多数参戦している。
求人検索:「コーダー・マークアップエンジニア・フロントエンドエンジニア」で一括りにされている。

忙しいのかな?それともスキルが足りなかったのかな?無視は悲しい。
面接前に準備した自己分析・情報
大まかではありますが、まとめたことと項目のポイントをご紹介します。
自己分析系
- 自己紹介:相手が履歴書を読んでいること前提で簡潔に。
- 志望動機:「なぜ他の会社ではなくこの会社なのか」を意識。自分のスキルと相手の会社が欲している部分とのマッチングポイントに注力。
- なぜ転職:今の会社の悪口を言わないように。ストーリー性を持たせて親近感を持たせる。
- 長所と短所:長所→長所の反面(=短所)→短所を克服するために心がけていること・行っていることをセットで。

あくまでこちらも会社を「選ぶ側」だというスタンスを忘れずに。
仕事関係
- 成功体験、失敗体験。より具体的に。自分で考えたこと、行動したこと。(いくつサイトを制作したか、どれくらいの時間で制作できるかなど、”数字”を明示できるとよい)
- 今後どうしたいか(将来のビジョン・キャリアプラン)。短期目標と長期目標で話す。
逆質問
- 職場の雰囲気
- 直属の同僚・上司はどのような人柄か
- 即戦力になるために必要な知識やスキルはあるか
など。
ポートフォリオサイト
制作したサイトについて、簡単に紹介できるようにしておきました。
マスク面接は非言語的コミュニケーションを意識
コロナウイルスが収束していない2021年。
面会するにはマスクが必須ですが、マスクをしていると「お互いに相手の表情が読み取りにくい」という弊害があります。
マスク面接では非言語的コミュニケーションを意識しました。
- 身振り手振りを加える(多すぎると幼稚っぽく見られるので注意
- 相槌やリアクションを少し大げさにする。
リモート面接でも非言語的コミュニケーションを意識
面接した会社のうち3社はリモート面接でした。(うち1社は内定いただけました。
リモート面接の場合も、マスク面接とはまた違ったことを意識しました。
- 自分が話す時は画面ではなくできるだけカメラを見て話す
- 聞いている時は頷きを少しオーバーめにする
転職活動結果
最終結果は以下のようになりました。
- 応募:約50社
- 面接:7社
- 内定:2社
割と大きな会社やコーディング能力が高い会社は必須条件として『実務経験3年以上』とかを掲げている場合が多いなと感じました。(そういうのは気にせず応募しました笑
2週間後の内定通知
ある制作会社さんに面接に行った際、とても雰囲気がよくて、面接後もオフィス内を紹介してくれるなど好印象でした。
1週間後に結果をお伝えするということで結果を待っていたのですが、結局1週間後に連絡は来ませんでした。。。
ところが、まさかの2週間後に内定通知が来ました!

やったね。

サプライズすぎて思わずその場で小躍りしました。
今の会社のオフィスが移転する前に決めたいと思っていたので、とりあえず一安心!という感じでした。
なお肩書は「フロントエンドエンジニア」ですが、業務内容は開発とかではなくサイト制作がメインになりそうです。
転職は「ご縁」
転職って結局は「ご縁」だと思ってます。
採用担当も経験しているから分かることで、欲しい人材や採用したいタイミングって、会社によって違うんですよね。
だから応募して不採用だったとしても落ち込む必要なんてないし、「自分なんか…」と卑下する必要もありません。(不採用が続くとメンタルやられますが笑)
これは自戒も含めて積極的に発信したいことです。
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