本当に部活を持つ教師はブラックなの?元教師が語る部活のリアル

教育

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世間一般での中学校教師のイメージ

よく、「部活動を持つ教師の生活はブラックだ」

みたいなことを聞きますが、実際どれくらいブラックなの?
と、一度は気になった方もいるのではないでしょうか?

友達や知り合いなどに教師の人がいる人は分かるかもしれませんが、一般の方は教師がどんな生活をしているのか、ほとんど知らないかと思います。(というか興味ない方が大多数かと)

もちろん、統計データなどは、文部科学省やメディアをはじめ、教員向けの雑誌などで公表されていると思います。

しかし実際に一人の中学校教師がどれくらいの生活をしているのかっていうデータは少ないと思います。

そこで、実際に私が中学校で1年間勤務した時のことを赤裸々に書きます。

●●●県の公立中学校での経験談

勤務条件

私の場合、以下の条件で1年間勤務いたしました。

  • 1学年副担任(初めての中学校勤務、初めての教育委員会の管轄地域だったためか?)
  • 某教科、1~3年(各3クラス)担当(学校で唯一、私だけ。国語や数学などの主要教科は数名いました)
  • 某部活動の副顧問

勤務時間の内訳

部活がある日の、私が家を出て家に帰るまでのスケジュールを簡単にまとめました。

6:30 家を出る
7:30 学校到着・授業の準備
8:00 打合せ
8:30~授業(空いている時間は、授業の片付けや次の授業の準備、数学の授業への支援。休む暇なんて全くありません)
15:30 部活
18:00 授業の準備、雑務
19:00 退勤
20:00 帰宅

大体こんな感じでした。

もちろん学校なので、行事やテストの時は忙しくなります。 

あと場合によっては、部活に出ずに、日中に起こった生徒同士のトラブルへの対応をする時もあります。後に出てきますが、部活動内での生徒同士のトラブルにも対応します。

中学校だと表面に出てこない問題が増えてくるので、時間がかかるケースが多いです。

自殺など、命に関わる確率も小学校より高いので、デリケートな対応も行います。

私が受け持った1学年の先生方は優秀な上司の方ばかりだったので、常にチームとして連携して対処していたので、そこまで大きな問題はありませんでした。

部活動について

役職としては「副顧問」だったのですが、主顧問の教師(女性)がちょっとクセがある人で、

「じゃあ私と●●くんで、半分ずつね。何曜日がいい?」という感じで、私に考える間を与えることなくスッと決まってしまいました。
(当時、主と副がどれくらいの感じなのか全く分からなかったというのもあります)

結果、週の半分は私が部活に出ていました。

Junior tennis player in training with coach

しかし、他の部について聞いてみたら、

主顧問の先生がメインで、その先生が出張の時だけ副顧問の先生が見る、みたいな形が主流でした。(トホホ…)

部活動によって何時まで練習するか、土日にどれくらい練習するか、というのは異なります。基本時間は学校の方で決められていますが、詳細は顧問の先生が決められます。

また、他校との練習試合なども顧問の先生次第です。

うちの主顧問の先生は、ほとんど練習試合を頼みませんでした。

そのせいで教師サイドは比較的土日は休めて楽だったのですが、生徒サイドは不満たっぷりでした。
そのことについては、別の記事でまたお話します。

ちなみに練習試合がある日は、ほぼ丸1日つぶれます。

自校でやると準備や片付けが大変ですし、他校でやる時も移動やら何やらで終わる頃にはヘトヘトです。

あと、先ほどの話しましたが、うちの部活は他の先生からも「●●部はクセがある生徒が集まりやすい」と聞いていた通り、部活内での人間関係のトラブルは多かったです。

特に私が受け持った部活は女子だけだったので、

まさに思春期の女子の黒い部分が出始める頃で、それはもう本当に大変でした。

練習の指導:トラブルへの指導=7:3くらいの割合でした。

中学校勤務で一番何が辛かったかと言われたらその部活内での生徒指導だと答えます…。

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まとめ

以上が、私の中学校教師生活のリアルです。

今振り返ってみると、私の場合は世間一般的に言えばブラックではなかったのかな、と思います。

ただ、それは先ほどの勤務条件にもあった

  • 副担任
  • 副顧問

というところが大きいのかな、と思います。

それに加えて、担任と副担任では仕事量が変わります。担任の場合は上記の仕事に加えて、自分のクラスの生徒の管理もしなくてはなりません。

でも、私にとってはブラックでした

家を出るのが6時半くらいだったので、実際起きるのは6時前だったので、朝の自由時間は無し。帰ってからは、夕食やお風呂を済ませると、なんだかんだ自由時間が実質1~2時間くらいしか残りません。

それと、学校までは車で1時間かけて通勤していたのですが、

1年間で30回以上、運転中の眠気による事故を起こし損ねました。

いわゆるヒヤリハットですね。本当に事故を起こさなかったのが奇跡だと思います。

この通勤時間というのが、精神的に本当に辛かったです。

この経験から、「通勤時間は死の時間」という戒めを自分に刻んで生きるようにしています。

結果、この1年の間、私にとっての楽しみは、部活がない日の主に日曜だけとなり、身も心も疲弊し、

私の中では

「これ、ブラックじゃん…」

という結果になりました。

新しい働き方に向けて自問自答

私の記事を読んで、
「こんなん全然ブラックじゃないし(笑)」とか言う人もいることでしょう。

ただ、声を大にして言いたいのは、

一度きりの人生。ブラックだと思ったらすぐ辞めていいと思います。自分ではどうにもできないことをどうにかしようと頑張ったり苦労したりする必要はないと思います。

私のトイレに松岡修造さんの『まいにち、修造!』という、日めくりカレンダーがあります。
ある日にちのメッセージにこんな事が書いてあります。

僕は、自分で変えられることは考える。自分で変えられないことは、一切考えない。

人の性格や天気など、自分ではコントロールできないことは、考えたって仕方がない。

だから、心の中のノイズを整理して、本当に考える必要のあることだけに集中する。

そうすれば、前だけを見て、迷わず進んでいくことができるんだ。

[日めくり] まいにち、修造! 心を元気にする本気の応援メッセージ 松岡 修造

ブラックな環境で働いていることは、ちっとも偉くないし誇らしくもありません。

ブラックだと感じたら、辞めましょう。他人に相談せず、自分の心で決めましょう。

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